O-DA
O-DA(Open Dependability through Assuredness™) 標準とは
▲The Open Groupは、2013年に日本発の標準としてO-DAバージョン1.0を標準化しました。高い安全性が求められる航空宇宙・自動車分野などでは、保証ケースの作成が義務付けられています。バージョン1.0では、保証、高保証性(Assuredness)、保証ケースなどの用語と概念を定義し、O-DA 標準フレームワークとそのガイドラインを説明しています。O-DA 標準フレームワークはシステムが保証すべき要求の抽出と保証ケースを用いた説明責任の遂行をサポートします。O-DA 標準ガイドラインは保証ケースを用いて、アーキテクチャが指定された性質を持つことを確認する手法を紹介しています。
2019年にバージョン1.0からバージョン2.0へのアップグレードするワーキング・グループをスタートしました。これはO-DA標準を航空宇宙・自動車などの分野から、ITシステム全般を対象とし、様々なプロジェクト規模/構築方法論/構築環境(クラウド等)などに広く対応させるためのものです。システム構築に携わるアーキテクトが自律的に、オンザフライ(プロジェクトを進めながら)に利用できる手法を定義し、エンドユーザーのCX(Pain/Pleasure)をすくい上げ、正しくシステム仕様に反映されているかを検証するものを目指しています。
The Open GroupのReal-time& Embedded Systems部会やセキュリティ部会とも連携して進めており、The Open Groupのコンファレンスでバージョンアップ・プロジェクトについて発表してきました。
The Open Groupメンバーでワーキング・グループに参加希望の方、または非メンバーであるが興味をお持ちの方は、日本代表・会長の藤枝 純教<jfujieda2@re-gis.com>までご連絡下さい。
O-DA Version Up Project
▲掲載記事
▲- 「O-DA(安全・高信頼性検証国際標準)」掲載記事
日経産業新聞 2013/8/8(THU) 掲載 - 「O-DA(安全・高信頼性検証国際標準)」
プレスリリース(米国時間2013年8月6日発表)