O-DA
O-DA(Open Dependability through Assuredness™) 標準とは
▲The Open Groupは、2013年にO-DAを標準化しました。O-DA 標準では、保証、高保証性、保証ケースなどの用語と概念の定義、O-DA 標準フレームワークと、そのガイドラインを説明しています。
アーキテクチャの実装が保証すべき要求に適合していることを確信するために、満足できる水準の証拠が提供されていることについて、ステークホルダが合意している状態を高保証性(Assuredness)があるといいます。
保証ケースは、確認すべき主張を下位の主張に段階的に分解するとともに、証拠によって立証する文書化の方法です。高い安全性が求められる航空宇宙・自動車分野などでは保証ケースの作成が義務付けられています。
O-DA 標準フレームワークでは、システムが保証すべき要求を抽出するとともに、ステークホルダに対して通常運用時と障害時に保証ケースを用いて責任者が説明責任を遂行することができます。
O-DA 標準ガイドラインでは、保証ケースを用いてアーキテクチャが指定された性質を持つことを確認する手法を紹介しています。
尚、このO-DA 標準は、バージョン1.0のままでしたが、バージョン2.0にアップグレードを 企画中であるため、O-DA 標準のテーマであるソフトウェアの信頼性を向上するワーキング・グループが、The Open GroupのReal-time& Embedded Systems部会で検討されています。
The Open Groupメンバーでワーキンググループに参加希望の方、または非メンバーであるが興味をお持ちの方は、The Open Group Real-time& Embedded Systems部会長である Mr. Joseph I. Bergmann<j.bergmann@opengroup.org> 、オープン・グループ・ジャパン 日本代表・会長の藤枝 純教<jfujieda2@re-gis.com>までご連絡下さい。
研究会・研修会
▲【O-DA 標準 T3 Dependability Architect 研究会・研修会】
日程:2018年10月4日(THU)---10月6日(SAT)
主催:グローバル情報社会研究所(株)(ReGIS Inc.)
共催:The Open Group
会場:10/4〜10/5新宿 LTS様会議室
10/6 新宿御苑YAMADAビル 旭興産様会議室
申込み期限:2018年9月28日(金)
■『グローバル・OPEN・顧客中心主義をテーマにO-DA(安全・高信頼性検証標準)
でDependableにAssuranceを行うケースの研究・研修会のご案内』:
■O-DA 標準 T3 Dependability Architect 研究会・研修会【趣旨説明】:
O-DA Version Up Project
▲■ The Junkyo (Jack) Fujieda Message 2010/10
■ The O-DA Version Up Project Details
掲載記事
▲- 「O-DA(安全・高信頼性検証国際標準)」掲載記事
日経産業新聞 2013/8/8(THU) 掲載 - 「O-DA(安全・高信頼性検証国際標準)」
プレスリリース(米国時間2013年8月6日発表)