【Open Summit 2015】Open Forum 2015
概要
▲主 催 | オープン・グループ・ジャパン |
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共 催 | The Open Group(米国) グローバル情報社会研究所(株)(ReGIS Inc.) |
日 時 | 2015年3月12日(THU) 第1部 13:30--18:20 (13:00より受付) 第2部 18:30--20:30 (18:20より受付) |
場 所 | 東京アメリカンクラブ(東京都港区麻布台2-1-2)B2F (Map・アクセス) 第1部 Manhattan II 第2部 Brooklyn II |
ご挨拶
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GISフォーラムメンバー、オープン・グループメンバー、TOGAF認証者(AEAメンバー)の皆様、CRMメンバーの皆様、個人メンバー、ビジターの皆様、本年、第1回目・累計91回目のオープングローバルフォーラム開催のご案内です。
今回のテーマは『日本の再生はオープンな国際標準をベースにグローバル対応から!』です。企業メンバー(記名メンバー)の方々は、次世代を繋ぐ若手のCIO, CTO候補者1名様と共に早目にお申し込みいただければ、お席の許す限りご同伴者を第一部に“無料でご招待”いたします。
さて、日本は土地バブル崩壊に始まり、95年からインターネットによる本格的な世界のITイノベーションの流れに2000年問題というITデマンドが群がって、ITベンチャーがある程度のブームを得て少し上昇の流れも見えました。しかし、同心円状のストーブパイプのまま、合併しながらも構造改革なしでタンデム(直列)につなぐだけでした。あとは、平均的な予算カットだけで年々じわじわと活動を低下し、国全体が複合成人病のデフレ化し、未来を託すビジョンも持てず経済も人口も低下しつづけた25年、このままではデフレ病が住み着き、成人病とうつ状態で希望も無く、血管も再生機能を無くしてしまう危機感に対して、米国の後追いではあるものの、安倍首相と黒田日銀総裁の勇気あるリーダシップで、第1に、異次元の金融緩和政策は危機対策として決断・実行に移されました。
第2に、2013年6月、民間から採用した政府CIOとCIO補佐官を各省ごとに増強し、リコー出身の遠藤氏が首相に報告するCIOとして、法律的に権限を持てる仕組みが初めて作られました。各省ごとの政策支援の副CIOを有機的に首相直轄CIOがグリッドで統括する組織改革も断行しました。クローズからオープン化への最初の布石です。昨年のE-Governmentランキングで、日本が18位から6位に評価されたのは この動きへの応援です。
日本の第3に、IT戦略は、産業・企業の再生モデル化です。第1の目玉モデルは、2016年に向けたエネルギー自由化モデル設計で、第2のモデルは、農業の企業化モデルのアーキテクチャの設計です。
この2つのモデル化を世界に通用するオープン標準のアーキテクチャ(TOGAF)で表現し、国内の次にはアジアを産業ぐるみで支援する戦略モデルとし、また日本の零細・小企業再生のための下敷きとし、地方再生と産業再生をビジネスモデル化し、SMEを5年程度で20社、10年程度で100社ほど、順次まとめて 製造とマーケティングモデルを有機的に統合していく、大型Restructuring Ventureモデルが必要です。
そこで、オープンでグローバルなアーキテクチャに基づくTOGAF, O-DA, ArchiMateがコアになり、その運用環境の整備をオープンなクラウド、SNS,IOT,Big Data, Wirelessに関するオープン標準、オープンプラットフォーム3.0等のオープン標準創りに日本も参画して日本の再生に利用し、アジアへの支援基本ツールにすればマーケットの抵抗を大きく無くせます。エンタープライズ・アーキテクチャ(EA)とは、企業が 変化し続ける社会環境に対して最適に適応していくための仕組みです。何が我が社の未来にとっての真の 要件目標で、価値はどれだけでコストとリスクはどうかと、善・美(調和・コンセンサス)を追求するのがEAです。
さて、この世界のオープン標準に関してはISOに次いでITはUnixから始まり、今やEAのデファクト標準TOGAFやSOAの標準、リアルタイムOSやリアルタイムJavaなど、実績のある民間ボランタリーオープン標準のリーダであるThe Open GroupのAllen Brown CEO社長の来日によるご講演、そしてオープニングは経済産業省 富田 健介 局長にスピーチを頂きます。続いて富士通(株) SI技術本部 開発基盤統括部 統括部長 銀林 純 氏、オープンの雄、サイオステクノロジー(株) 社長でTOGAF9の認証者でもある喜多 伸夫 氏、そしてJAXA主任開発員 石濱 直樹 氏に、なぜオープン標準を追求するのかについてご講演いただきます。
パネルディスカッションのモデレータには名古屋大学の山本 修一郎 教授にEA, O-DAの標準を創ってきた意味と、日本での今後の実証ケースについて披露していただきます。
米国は軍や省庁のCIO会議でFEAにTOGAFを推奨しています。一方EUは、オープン 標準を政府関係が主体的に使うための教育の場として、共同実証実験プロジェクトに数か国から企業メンバーを集め、EUで一つのアプリケーションを選んで8年計画で指導を続け、新しく標準化したい技術を学ばせています。
私は全てをオープンにすべきだとは言いませんが、ユーザーとしてはインターオペラビリティ(相互運用性)とセキュリティ・安全を含むQoS(サービス品質)については、世界のオープン標準で実行することで上記2項目において不具合を起こさない範囲で、日本人の得意とする使い方のきめ細やかなノウハウを自社IP化し競争性を担保することができると考えます。また、グローバルなM&Aもオープン標準を駆使して管理していけばシナジー効果も上げやすく、大きな構造的変化にも対応できます。
オープン標準で自社のサービスや製品を世界各国から受け入れて抵抗をなくすことは、マーケットインの段階で大きなメリットになります。そのためには、まず、日本国がオープン標準を創る段階から、コントリビュータとして参加しておけば、標準に準拠しながら使い勝手のよい付加価値を加えて競争性を確保できると考えています。
以 上
京都大学 ITアドバイザー / 信州大学経営大学院 客員教授
一般社団法人 CRM協議会 会長
オープン・グループ 日本代表・会長
グローバル情報社会研究所(株) 代表取締役社長 藤枝 純教
プログラム
▲ 第1部 東京アメリカンクラブ B2F Manhattan III13:30 |
オープニング ご挨拶
経済産業省 商務情報政策局局長 富田 健介 氏 |
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13:45 |
「The Open Groupの活動状況と2015の活動指針」
Mr. Allen Brown,CEO & President, The Open Group |
14:45 |
「日本経済復興のためのオープンIT 標準の動向
オープン・グループ 日本代表・会長- その有効性・経済性・国際競争力の観点から -」 グローバル情報社会研究所(株) 代表取締役社長 藤枝 純教 |
15:35 | 休憩 |
15:50 |
「グローバルビジネスとオープン・グループへの期待」(仮題)
富士通(株)SI技術本部 開発基盤統括部 統括部長 銀林 純 氏 |
16:10 |
「グローバルビジネスそして世界標準~TOGAFへの期待」
サイオステクノロジー(株)代表取締役社長 喜多 伸夫 氏 |
16:30 |
「JAXAの先端的な高信頼性管理とO-DA」(仮題)
(独)宇宙航空研究開発機構情報・計算工学センター 主任開発員 石濱 直樹 氏 |
16:50 |
パネルディスカッション
テーマ:『EA(エンタープライズ・アーキテクチャ)の役割』 <パネリスト>(企業名五十音順)
<モデレータ>
名古屋大学 情報連携統括本部情報戦略室 教授 山本 修一郎 博士 |
18:10 |
クロージング
オープン・グループ 日本代表・会長グローバル情報社会研究所(株) 代表取締役社長 藤枝 純教 |
18:20 | 第1部 終了 |
【Open Groupメンバー & GISフォーラムメンバー & ビジター 特別懇親会】
18:30 | オープニング
(独)宇宙航空研究開発機構執行役(情報化担当) 井澤 一朗 様 乾杯
富士通(株) 特機システム事業本部 シニアエキスパート 二俣 晃治 様 |
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20:30 | 第2部 終了 |
お申し込み
▲- ご出欠は3/9(MON)までに添付のFAX用紙、もしくは e-mail(forum2@re-gis.com) にてご返信をお願い致します。
- お申し込み確認後、開催期日までに受講票、請求書を受講者の方宛にご郵送いたします。
- キャンセルは3/10(TUE)13:00までに、ReGIS Inc. GISフォーラム事務局へご連絡をお願い致します。
- 尚、それ以降のキャンセルは請求書が有効でございますので、よろしくご了解くださいます様お願い申し上げます。
■「【Open Summit 2015】Open Forum 2015
」お申込フォーマット
(Wordファイル – 書込み可)
お問合せ/申込先
▲グローバル情報社会研究所株式会社 GISフォーラム事務局
TEL | 03-5360-8300 |
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FAX | 03-5361-3123 |
forum2@re-gis.com |